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「余命1カ月」からの半年

「入居して1カ月もたないだろうと思っていました。」
そう語るご家族の多くが、数カ月後に私たちと笑顔を交わしてくださいます。

退院時に“余命1カ月”と告げられた方が、当ホームで3カ月、半年と過ごされることは、決して珍しくありません。
それは、医療でも奇跡でもなく、現場の看護・介護スタッフ一人ひとりの献身の賜物です。

看取りとは、“終わり”を迎えるための時間ではなく、“生きる”を支えるための時間。

この期間に、ご本人がもう一度ご家族と外出されたり、笑顔を見せてくださったりする姿を見るたびに、
「人が安心して過ごせる環境の力」を感じます。

ご逝去の後、紹介元の病院の医療ソーシャルワーカー様にご報告へ伺うと、
「そんなに長く生きられたのですか」と驚かれることが少なくありません。
そして何より、ご家族が「お別れまでに、十分な時間が持ててよかった」と話してくださること。
それが、私たちの心に、静かな確信を与えてくれます。

最期の時間に、焦りや悔いではなく、感謝と穏やかさを。
それこそが、パリアティブケアが果たすべき本当の役割だと、私たちは信じています。

※このブログは、パリアティブケアホームのInstagramにて投稿したものを再編集してご紹介しています。

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