リハの介です。
今回は、作業療法(OT)の視点から、日常生活におけるリハビリの工夫をご紹介します。
パーキンソン病の方は、動作がゆっくりになったり、手が震えたり、服のボタンが留めにくい、箸が持ちづらい……など、“生活の細かい困りごと”が増えていきます。
でも、それを「もう仕方ない」と諦めてしまわないでほしいんです。
たとえば――
🔹 更衣:前開きの服や面ファスナーで負担を減らす
🔹 トイレ動作:手すりや滑りにくいマットの設置、動線の短縮
🔹 食事:滑り止めシートや太めのスプーンで“自分で食べる”を守る
そして、ただ道具を渡すだけでなく、「どうすればその人の動きに合うか?」を一緒に試しながら調整していきます。
作業療法は、「生活の中で“まだできる”を見つけるリハビリ」。
本人の「やりたい」という気持ちが生まれるような関わりも大事にしています。
「ボタンが止められた」「スプーンで一口食べられた」
そんな一瞬が、その人の尊厳や自信につながるんです。
次回は、嚥下や発声、コミュニケーションに関わるSTのリハビリについてご紹介します!
※本投稿は、一般的なリハビリテーション情報のご紹介です。
症状や対応は個人により異なりますので、必ず主治医やリハビリ専門職にご相談ください。
※このブログは、パリアティブケアホームのInstagramにて投稿したものを再編集してご紹介しています。
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