「本人が大変なときに、私が泣いてはいけないと思って…」
ご家族がそう言って、ふと目をそらされたとき。
私は、その沈黙の中にある“痛み”を、見落とさないようにしたいと思います。
パリアティブケアは、ご本人の苦痛を和らげるだけでなく、ご家族の苦しみにも目を向けるケアです。
大切な人が病気と向き合う姿を、ただそばで見守ることのつらさ。
何もできない自分を責めてしまう気持ち。
在宅での介護を続けるなかで、誰にも相談できずに疲れてしまった想い…。
そうした感情もまた、“苦痛”のひとつです。
当ホームでは、面会のとき、ご家族と少しお話しをする時間を大切にしています。
「今日はお元気そうですね」「ちょっとほっとされましたか?」
たった一言でも、気持ちを吐き出すきっかけになるかもしれません。
パリアティブケアとは、「痛みを見落とさない姿勢」。
それは、ご本人だけでなく、その方を大切に思うすべての人の声にも、耳を澄ますことだと、私たちは考えています。
~距離が、思い出をつくることを阻むことがある~
今日は、医療介護事業本部のYのお話です。
昨年、母が姉を亡くしました。
そして、年の瀬の迫った12月のある日、父の従弟の訃報を受けました。
どちらも急な別れで、母も父も、すぐには駆けつけることができませんでした。
そのとき私はふと、こう思いました。
「距離は、思い出をつくることを阻むことがある」と。
病気の進行が早かったり、施設や病院の制限があったり、時間や距離が思うように埋まらない現実の中で、「もっと一緒にいたかった」という後悔の声を、これまでに何度も聞いてきました。
だからこそ、私たちのホームに入居される方々から「病院と違って、いつでも顔を見に来られる」と言っていただけることは、何よりも嬉しいのです。
家族が来る。顔を見て、手を握る。時には何も話さなくても、ただそこに居るだけで、気持ちがふっと落ち着く。
そんな時間が、「思い出になる前の、かけがえのない日々」だと思うのです。
※このブログは、パリアティブケアホームのInstagramにて投稿したものを再編集して
ご紹介しています。
📞 ご相談・お問い合わせはこちらから
👉 お問い合わせ | https://minnano-roujinhome-palliative.com/contact/
🔗 関連リンク:パリアティブケアホームスタイルプラスなぎの八尾専用公式サイト
👉 https://minnano-roujinhome-naginoyao.com/
🔗 関連リンク:opsolグループ公式サイト
👉 opsolグループ|https://opsol.co.jp/