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~“話しづらさ”の奥にある、声なき苦しみに寄り添うために~

先日、ある研修に参加したスタッフがこう報告してくれました。
「神経難病の方が一番困っているのは、“話しづらさ”かもしれない」と。

うまく言葉にできず、気持ちが伝わらない。
だから、人と関わるのをやめてしまう。
それは、単なる“発語の困難”ではなく、人とつながる喜びが奪われる苦しみなのだと、改めて考えさせられました。

パリアティブケアでは、こうした“声にならない痛み”にも目を向けます。
病気の進行や身体の機能だけでなく、ICF(国際生活機能分類)を使って、「その人の生活のしやすさ」や「社会とのつながり」も含めて、その方をまるごと捉えていく視点が求められます。

誰かと出かけたい。外の空気を吸いたい。
家族と話したい。思いを伝えたい。

たとえ言葉にできなくても、その願いがある限り、私たちはそれを聴こうとする姿勢を忘れてはならないのだと思います。

パリアティブケアとは、“苦痛を和らげること”。
それは、沈黙の中にある心の声に、耳を澄ますことでもあるのです。

※このブログは、パリアティブケアホームのInstagramにて投稿したものを再編集して
ご紹介しています。

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