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~褥瘡 その1~

今日は、私Yが褥瘡のお話をします。
難しい漢字を書きますが、昔は、一般的に「床ずれ」と呼ばれていました。
「褥瘡(じょくそう)」とは、長く同じ姿勢でいることで、皮膚やその下の組織が圧迫され、傷ついてしまう状態のこと。
寝たきりや体を動かす力が弱まった方に多く見られます。

この言葉を聞くと、私は幼い頃のある記憶を思い出します。
祖母が入院していた病院。
当時は家族が付き添って泊まるのが当たり前で、私は祖父と母と、何か月も病室で過ごしました。
祖母は寝たきりで、気管切開をしており経管栄養、言葉を発せない状態でした。
ある日、看護師さんが祖母の体を横向きにし、尾てい骨あたりの褥瘡の処置をしてくださっていたのを、今でもはっきり覚えています。
幼い私には意味が分からなかったけれど、
今、介護に携わるようになって、ようやくあの光景の意味がわかるようになりました。

当ホームでも、褥瘡がある方のケアを日々行っています。
褥瘡は「皮膚の傷」ではなく、「心と体の疲労の積み重ね」だと、私は思っています。
だからこそ、私たちは、体位変換やクッションの調整、栄養管理に細心の注意を払います。
食事が十分にとれないと、皮膚はすぐに弱ってしまいます。
褥瘡がある方の記録を見る時、ふっと祖母の姿が浮かぶのです。
傷を見守るまなざしの奥に、誰かの大切な人がいることを、私は知っています。
だから私たちは、今日も静かに手を添えます。
痛みをやわらげ、傷を少しでも癒せるように。
そして、その人が「安心して横たわれる時間」を守れるように🛏️

※本投稿は一般的な医療・介護情報のご紹介です。
診断や治療については必ず主治医にご相談ください。

※このブログは、パリアティブケアホームのInstagramにて投稿したものを再編集して
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