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~“帰りたい場所”を目指して~

「父は、ほしの岸和田に帰りたがっていた」
ご家族からそのお言葉を伺ったとき、胸の奥がきゅっと熱くなりました。

入院という環境の変化の中で、人はふと「戻りたい場所」を思い出します。
それは、生まれ育った家かもしれないし、いつもの窓辺かもしれない。
そして時に、私たちのホームが、その“帰りたい場所”になっていることがあります。

もちろん、私たちはご自宅そのものにはなれません。
けれど、暮らしのリズムがあり、顔なじみの声があり、言葉にしなくても伝わる安心がある。
その積み重ねが「ここに帰りたい」という気持ちにつながるのだとしたら
それは、私たちが目指しているパリアティブケアの姿そのものです。

病気や治療だけを見るのではなく、その人が
“どこで、誰と、どんな時間を過ごしたいか”に寄り添う。
そして、ご家族の想いも一緒に抱えながら、最期まで「その人らしさ」を守る。

今日も私たちは、安らげる場所であり続けたいと願い、日々のケアを重ねています。

※このブログは、パリアティブケアホームのInstagramにて投稿したものを再編集して
ご紹介しています。

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